フランス語出身の英単語があるってホント!?
![](https://www.ceta-clefdelph-jikkenki.com/toeic-jikkenki/wp-content/uploads/2021/12/ceta-300x300.png)
Hello everyone!
ご覧いただきありがとうございます。
TOEIC 実験記の Delph (デルフ)です!!
今回は少し趣向を凝らした
英単語の紹介をしていきたいと思います。
自分視点ではありますが、
TOEIC にはフランス語由来の英単語が
割と多いなという印象を受けます。
そこで、TOEIC に登場するフランス語由来の英単語を
いくつか紹介したいと思います。
![セータ君](https://www.ceta-clefdelph-jikkenki.com/toeic-jikkenki/wp-content/uploads/2020/10/ceta-up3-e1601885987991-300x300.png)
ということは、フランス語の勉強をするの?
いえいえ!
特にフランス語の勉強をするわけではありませんので
ご安心ください。
勉強するのは文字と発音ぐらいですし、
なるべく TOEIC の単語に沿って解説していきます。
英語にはないフランス語の独特な特徴について
少しだけ触れる感じです。
そういうのに触れながら
どんなフランス語由来の英単語があるのか
早速見ていきます。
それでは、始めていきましょう!
Now let’s start!
résumé [rézəmèi]
「履歴書」という意味で、
TOEIC では割と見かける単語ではないでしょうか。
「レジュメ」という言葉なら
一度は聞いたことがあるかもしれませんが、
実はフランス語由来です。
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e の上についている、この記号( ´ )みたいなのって何?
早速ですが、
英語にはない文字が登場しています。
この e についている記号 ( ´ ) のようなものは
フランス語にある特徴のひとつで
アクサン・テギュ(accent aigu)と呼ばれています。
英語だと アキュート・アクセント(acute accent)
ザックリいえば、アクセント記号のことです。
このアクサン・テギュは 「e」 だけに登場して、
発音は 「エ」です。
![セータ君](https://www.ceta-clefdelph-jikkenki.com/toeic-jikkenki/wp-content/uploads/2020/10/ceta-up3-e1601885987991-300x300.png)
「エ」とは書いているけど、厳密さには欠けるから気をつけてね!
アクサン・テギュをとった resume でも
「履歴書」という意味はあるのですが
こちらは「再開する」という全く別の意味もあるので
かなりややこしくなってしまいますね…。
buffet [bəféɪ]
「ビュッフェ」として
聞きなじみがある単語と思いますが、
こちらもフランス語由来の単語です。
立食スタイルの食事の意味で、
セルフサービスでテーブルの料理を取りに行くものです。
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あれ? それって 「バイキング」じゃないの?
確かに、バイキングに似ているかもしれませんが
ビュッフェは好きなものを取って取った分だけ支払うので、
必ずしも食べ放題というわけではないそうです。
ちなみに、バイキングは和製英語なんだとか!
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そうなの!? 知らなかった!!
…おっと! 話がそれてしまいましたね。
話を元に戻します。
発音記号を見て発音すると
「バッフェイ」という感じになります。
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あれ?そういえば最後の t が発音されてないよ?
はい、これもフランス語の特徴になります。
フランス語では、大抵の場合語尾の子音は発音されません。
ただし、
vous (ヴ) に avez (アヴェ)が続くと
vous avez (ヴ ザヴェ) のように
その次の単語が a,i,u,e,o,y で始まる場合、
単独では発音されない子音が発音されて、
つながるという性質はあります(リエゾンといいます)
★ vous (フランス語:you)、avez (フランス語:have)
ですが、ここは TOEIC なのでこれ以上は扱いません。
「フランス語にはそういうのがあるんだな」
くらいで十分だと思います。
rapport [ræpɔ́ːr]
「親密な関係」という意味です。
先ほどまでの単語とはうって変わって
単語のレベルが高くなっています。
発音記号は載せていますが、
ベタな発音でいうと「ラポール」です。
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えーと、さっきの性質で最後の t は発音されないんだよね?
その通りです!
「ラポート」と読みたくなりますが
フランス語の特徴として
最後の子音は大抵の場合発音されない ので
「ラポール」と読みます。
facade [fəsɑ́ːd]
「(建物の)正面」「うわべ、見せかけ」という意味の
レベルの高い単語になります。
ベタに発音すると「ファサード」という感じでしょうか。
これもフランス語由来の単語です。
さて、この facade なのですが
一部の英単語帳には
「façade」
のように載っている場合があります。
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今度は c の下にヘンな記号がついてるよ? これも é と同じ感じなのかな?
そう思って差し支えないと思います。
c の下についている記号はセディーユと呼ばれます。
これも é 同様、 c にしかつかない記号です。
そして発音は「s」(サ行の音) になります。
とはいえ、セディーユがつく TOEIC の英単語は
今のところ façade しか見たことがありませんので
この単語はかなり特殊かもしれませんね!
RSVP
手紙・招待状などに書くことばで
「ご返事をお願いします」という意味の略語です。
略さずに書くと
Répondez s’il vous plaît (レポンデ シルブプレ)
で、これも立派なフランス語です。
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シルブプレは聞いたことがある! 英語の please と同じ感じなのかな?
そんな感じです!
さて、今度は i の上に山の形をした
アクセント記号が登場しました。
これは、アクサン・シルコンフレックス(accent circonflexe)
と呼ばれます。
長ったらしいアクセントの名前ですが、
これも façade と同様に RSVP くらいしか登場しません。
そもそも RSVP と略されてしまうので
好奇心で調べてみるということをしない限りは
めったに出会うことはありません。
「こういうのがあるんだな~」
ぐらいで十分だと思います。
おわりに
TOEIC に登場する
フランス語由来の単語を紹介しましたが
いかがでしたか?
このほかにも
フランス語由来の英単語は
意外と多くあります。
フランス語もアクセント記号は
今載せたものの他にもありますが、
余裕があれば調べてみるのも
いいかもしれませんね!
英単語を発音するときに、
「なんか今までの英語の発音と違う」
と感じたら、
それは外来語なのかもしれません。
そこでいったん立ち止まって調べてみると
意外と面白い発見があるかもしれませんね!
というわけで、今回のラボノートはここまで
また次回お会いしましょう!!
See you next time !
Bye-bye!
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