そっくりだけど違う? 分詞構文と類似した動名詞の慣用表現

分詞

この動名詞の慣用表現ってホントに前置詞が省略されてるの?

Hello everyone!

ご覧いただきありがとうございます。
TOEIC 実験記の Delph (デルフ) です!!

今回は「動名詞の慣用表現」をテーマに、
いろいろ実験していこうと思います。

動名詞の慣用表現はいろいろありますが、
今回は分詞構文と似ている動名詞の慣用表現
紹介していこうと思います。

TOEIC でもよく見かけるので、
しっかりおさえておきたいところです。

この記事を見ると
次のようなことが分かるようになります。


  • 分詞構文と類似した動名詞の慣用表現にはどんなものがあるか
  • 分詞構文に類似しているという「理由」


是非とも最後までご覧くださいね!

それでは始めていきましょう!
Now let’s start!

分詞構文と類似した動名詞の慣用表現

早速ではありますが、

分詞構文と類似した動名詞の慣用表現には
どんなものがあるのか見ていきたいと思います。

慣用表現 意味
have trouble (in) Ving V するのに苦労する
have difficulty (in) Ving V するのに苦労する
have a hard time (in) Ving V するのに苦労する
be busy (in) Ving V するのに忙しい
spend 【時間・金】(in/on) Ving  V することに【時間・金】を費やす
waste 【時間・金】(in/on) Ving  V して【時間・金】を無駄にする

 

セータ君
セータ君

前置詞がカッコでくくられてるけど、これって省略していいってこと?


そう思っても大丈夫です。

この慣用表現において、
Ving を「動名詞」と見なしたいのであれば
前置詞を入れたほうが文法的に正しいです。


ただ、実際は次のように
前置詞を省略するのが普通とされています

have difficulty Ving
be busy Ving



慣用表現であることを知らないと解けない構文ですが、
よく出てきますのでしっかりおさえておきましょう。

「分詞構文」というもう一つの見方


先ほど紹介したこの動名詞の慣用表現には、
もう一つの見方があります。

それが、導入部分で紹介しました「分詞構文」です。


セータ君
セータ君

あれ? 分詞構文ってこんな文構造だっけ…?たしか、Ving ~, みたいに文頭から始まったような気がするけど…?



たしかに、よく見る分詞構文の文構造ではありませんので
違和感があるかもしれませんね。

しかし、分詞構文には
「Ving ~, SV …」 という文頭からくるパターンの他に
SV … Ving ~」 という文末にくるパターンもあります。

もし、この辺りが分からないという方は
気軽に接続? 分詞構文の基本を総整理
を併せてご覧ください。


文末に分詞構文が来るときは
「~しながら、~して」という
付帯状況の意味になる傾向があります。

これを先ほど紹介した
動名詞の慣用表現に当てはめると
次のようになります。

慣用表現 意味
have trouble (in) Ving V しながら苦労している
→ V するのに苦労する
have difficulty (in) Ving V しながら苦労している
→ V するのに苦労する
have a hard time (in) Ving V しながら苦労している
→ V するのに苦労する
be busy (in) Ving V しながら忙しくしている
→ V するのに忙しい
spend 【時間・金】(in/on) Ving  V しながら【時間・金】を費やす
→ V することに【時間・金】を費やす
waste 【時間・金】(in/on) Ving  V しながら【時間・金】を無駄にする
→ V して【時間・金】を無駄にする

 

セータ君
セータ君

こうやって見ていると、たしかに分詞構文でも違和感がないかも!

おわりに

今回は分詞構文と似ている動名詞の慣用表現について
見ていきました。

今回紹介した動名詞の慣用表現に
分詞構文の見方ができるというのは
結構意外だったのではないでしょうか。

これらの構文は TOEIC でもよく出てくるところなので
しっかりとおさえて得点アップにつなげてくださいね!

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それでは、今回はここまで!
See you next time !
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セータ君
セータ君

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