どんな文構造?いろんな文型の受動態を見抜く方法

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受動態
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この受動態はどんな文構造をとってるの?

Hello everyone!

ご覧いただきありがとうございます。
TOEIC 実験記の Delph (デルフ) です!!

今回は「受動態」をテーマにしますが、
そこに「文型」を組み合わせていきたいと思います。


一番よく見ているのは、
That window is broken. のような
SVO からの受動態で

元 O [be動詞+ 過去分詞] (by 元 S)
という構文ではないでしょうか。

セータ君
セータ君

確かに、SVO からの受動態はよく見かけるよね!


もちろん SVO 以外でも受動態はできるのですが、
どんな文型が受動態にできて、どういう文構造になるかは
しっかりと把握できているでしょうか?


SVO 以外の受動態は TOEIC でもよく見かけますので
しっかりおさえておきたいところです。

受動態について詳しく知りたい方は
あえてその形! 受動態に潜む隠れたニュアンス
を併せてご覧ください



それでは始めていきましょう!
Now let’s start!

受動態に欠かせないのは「目的語」


まず、受動態にするために必要なものは何か
考えていきましょう。

受動態の基本的な意味は「~される」ですので、
動作主はもちろんのこと、その動作を受ける対象が必要です。

そして、その対象にあたる語というのが「目的語」です。

セータ君
セータ君

受動態にするには「目的語」が必要なんだね!


そうですね!

そうすると、動詞は目的語をとる
「他動詞」であることが必然的に分かります。

このことから、受動態になれる文型は
SVO のほかに SVOO と SVOC も挙げられます


まずは、これだけでもおさえておきましょう!

次からは、各文型の受動態を一つずつ見ていきます。

SVO タイプ

まずは、受動態ではよく見かける
SVO タイプから見ていきましょう。

★ 能動態
The man uses this computer.
(男性はこのコンピュータを使っている)

★ 受動態
This computer is used by the man.
(このコンピュータは男性によって使われている)


例に挙げたように、能動態では SVO の 第 3 文型ですが、
これが受動態になると SV の第 1 文型に変化します。


動作主の the man は能動態では S でしたが、

受動態では「前置詞 + 名詞」という形の
by the man という形に変形されて
いわゆる M (修飾語)になっているのが分かります。

SVOO タイプ

次は SVOO タイプの受動態を見ていきましょう。
ここでは分かりやすくするため、SVO1O2
という表記で進めていきたいと思います。

セータ君
セータ君

これは二つの目的語があるけど、どっちを主語にするの?


結論から言いますと、どちらも主語にすることはできます。

つまり、
O1(間接目的語 :IO)を主語にするのか、
O2(直接目的語 : DO)を主語にするのかで
2 通り受動態にする方法があるという事です。

★ 能動態
He gave me a present.
(彼は私にプレゼントを与えた)

O1 : me
O2 : a present

★ 受動態(O1 を主語)
I was given a present by him.
(私は彼にプレゼントを与えられた)

★ 受動態(O2 を主語)
A present was given to me by him.
(プレゼントは彼によって私に与えられた)


間接目的語(O1)を主語にした受動態にすると
SVO の第 3 文型 となりますが、

直接目的語(O2)を主語にした受動態にすると、
間接目的語(O1)の前に前置詞を伴いますので
SV の 第 1 文型になります。

セータ君
セータ君

うーん…。 直接目的語の受動態がちょっと分かりづらいなぁ…。どうやって考えればいいんだろ…?


実は、 第 4 文型から第 3 文型に書き換えるやり方が
そっくりそのまま使えるんです!

セータ君
セータ君

それって、「SVO1O2」 を 「SVO2 to O1」 とか 「SVO2 for O1」に書き換えるあのやり方?


そうですね!
もし、直接目的語の受動態が分からなければ
最初に第 3 文型に書き換えてから受動態にすると
分かりやすくなると思います。

先ほどの例でやってみると

★ 能動態(第 4 文型)
He gave me a present.

★ 能動態(第 3 文型へ書き換え)
He gave a present to me.

★ 受動態
A present was given to me by him.
(プレゼントは彼によって私に与えられた)


同じ文になりましたね!

セータ君
セータ君

なるほど! こっちの方が分かりやすいね!



先ほどの例では、 前置詞 to を伴う
いわゆる give 型の動詞で書き換えていますが、

前置詞 for を伴ういわゆる buy 型の動詞は
少し違ってきます。

★ 能動態(第 4 文型)
He bought me a present.

★ 受動態(O1 を主語)
I was bought a present by him.

※ 不自然な文になるので間接目的語を主語にできない

★ 受動態 (O2 を主語)
A present was bought for me by him.


buy 型動詞を使っている SVO1O2 の場合、
O1 を主語にした受動態は
不自然な文になると考えられています。

セータ君
セータ君

「私は買われる」「彼は作られる」… みたいに捉えられるから、かなり違和感がある文になってるかな…。


表にまとめると次のような感じになります

動詞O1を主語O2 を主語
give 型〇 
(O1 + be p.p + O2 by S)

(O2 + be p.p + to O1 by S)
buy 型×
(不自然な文になる)

(O2 + be p.p + for O1 by S)

 

SVOC タイプ

最後に、SVOC タイプの受動態を見ていきましょう。
今度は目的語が一つしかないので、
これを主語にして受動態を作っていきます。

★ 能動態(第 5 文型)
We left the door open.

★ 受動態
The door was left open (by us).


SVOC タイプを受動態にすると
SVC と 第 2 文型へ変化しましたね。

セータ君
セータ君

SVOC って確か C にいろんな形が入ったような気がするけど、それにも対応するのかな…?



よく覚えていますね!
確かに、 C にはいろいろなものが入ります。

「名詞」「形容詞」
「分詞(現在・過去分詞)」
「不定詞(原形不定詞・ to 不定詞)」

がありますが、

受動態にすると形が変化するものがあるので
注意が必要です。

それらも併せて確認していきたいと思います。

また、SVOC に関する記事は
実は奥が深い! SVOC の意外な使われ方とは
にありますので併せてご覧ください。

形が変わらないタイプ

C が取れるもののうち、受動態にしても形が変わらないのは
「原形不定詞」以外すべてです。

★ 名詞
New York is called “Big Apple”.

★ 形容詞
The door was left open.

★ to 不定詞
What is the man asked to do?

★ 分詞
He was seen crossing the street.

セータ君
セータ君

特に何も変える必要なく、いつも通りに受動態の形にすれば OK ってことだね!

形が変わるタイプ

受動態にすると形が変わるのは C が「原形不定詞」の時だけで、
これは注意が必要です。

セータ君
セータ君

たしか、使役動詞とか知覚動詞を使うときに原形不定詞が使われるんだっけ?

そうですね!

それらを受動態にするときは、 原形不定詞の時に見えていなかった
to が復活します。

★ 能動態(原形不定詞)
We saw him cross the street.

★ 受動態
He was seen to cross the street (by us).


セータ君
セータ君

to が復活するのはどうしてなんだろ?



仮に、原形不定詞のまま受動態にしてみると
He was seen cross the street.
になりますが、

これをよく見てみると
一文の中に動詞がに二つあることになります。

これだと文としては不自然なので、
代わりに to 不定詞に変換しているといったところでしょうか。

ただし、使役動詞や知覚動詞といっても
その中で受動態にできるのは make, see ,hear くらいで
それ以外は受動態にできない、もしくは別の単語に書き換える必要があります。

おわりに

今回は「いろいろな文型の受動態」について
見ていきました。

SVO タイプの受動態はよく見かけるので
作り方も大体わかるかと思いますが、

それ以外の SVOO や SVOC タイプは慣れておらず
理解するのに若干時間がかかるかと思います。

ただ、この文型をとる動詞は限られていますので、

その動詞の受動態に出会ったら
SVOO や SVOC タイプの受動態も考えてみると
より正確に読めるようになってきます。
ぜひともやってみてください!


それでは、今回はここまで!
See you next time !
Bye-bye!

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