過去から現在まで繋がっている? 現在完了の 4 つの用法

スポンサーリンク
文法
スポンサーリンク

Hello everyone!

ご覧いただきありがとうございます。
TOEIC 実験記の Delph(デルフ) です!!

今回は現在完了形
書いてみようと思います。

恐らく、中学で最初に立ちはだかる
難関の一つではないでしょうか?

セータ君
セータ君

「~した」みたいな過去のことを言ってるのに、なんで過去形じゃなくて現在完了なの?


みたいなこと思っていませんでしたか?

現在完了はいろんな用法があって、
過去なのか現在なのか良く分からず、

はたまた過去形とどう違うのかも
なかなか分からず
苦労していたのではないでしょうか?

そんな少し複雑な現在完了を
一つずつ紐解いていこうと思います。


それでは、始めていきましょう!
Now let’s start!

現在完了形の形と用法

まずは現在完了形を簡単に確認していきましょう!

現在完了は

have + 過去分詞
を使うんでしたね!

現在完了だけではありませんが



完了形には次の 4 つの用法が
あったと思います。

用法意味
完了~し終わった、~したところだ
経験~したことがある
継続ずっと~である
結果~してしまった

 

セータ君
セータ君

そうそう! have + 過去分詞で 現在完了形をつくるんだったよね! 経験とか継続とかいろんな用法があったのは覚えてるよ!

現在完了のイメージ

では、have + 過去分詞 一つで
なぜこのような 4 つの意味に
派生していくのでしょうか?

まずは、現在完了が持つイメージ
簡単に見ていきましょう!

過去分詞には
「過去の行為の後に起こった結果・状態」
というイメージが含まれています。

そして、have という現在時制を使っているので
その状態を「今」持っているということになります。

セータ君
セータ君

合わせると、「過去の状態を今でも持っている」って感じになるのかな? 過去と現在が繋がっている感じがなんとなく分かる気がするよ!


そうですね!
この過去と現在が繋がっている感じが
現在完了の基本的なイメージです。

そんな過去の行為をしてから現在に至る
というニュアンスがある現在完了ですが、

その中のどこに焦点に置くか(強調するか)によって
用法が変わってきます。

用法強調するところ
完了過去の行為  (~し終わった、~したところだ)
経験過去の行為 + 回数・頻度 (今まで~したことがある) 
継続過去から現在までの状態(ずっと~である)
結果過去に起こった状態が現在も続いている(~してしまった)

 


簡単にまとめると
下図のようになるかと思います。

具体的に例文を出して
確かめてみましょう!

完了用法 : ~し終えた、~したところだ

I have already done my homework. (私は宿題をすでにやり終えた)


done は過去分詞なので
宿題が終わった状態ということができそうです。

そして、それに have を加えることで
その状態を「今」持っているよ!

という風に推測できるかと思います。

セータ君
セータ君

合わせると、「宿題が終わったという状態を今持っている」ってことでいいのかな?


そうですね!

この例文では、
宿題を終えるという終わった過去の行為に
焦点が当たっています


さらに、already (すでに)が伴うと
過去の行為から現在の時間までそれほど経ってないので
あまり意識されません。

その場合は
完了のニュアンスが強くなります。

完了用法に伴うその他の単語に
just や yet 等があります。


経験用法 : ~したことがある

I have seen this movie twice.(私はこの映画を2回観たことがある)


これも完了用法と同じように
映画を見たという過去の行為に
焦点が当たっています


今度は twice という頻度を表す語が
伴っています。

セータ君
セータ君

そうすると、「この映画を2回観たという状態を今持っている」ってことでいいのかな?


そんな感じですね!

過去の行為に
once, twice, 〇〇 times といった頻度
never, ever といった回数の有無を表す語句が伴うと、

「~したことがある」「~したことがない」
といったような経験のニュアンスが強くなります。

継続用法 : ずっと~だ

I have lived in Yokohama for five years.(私は 5 年間横浜に住んでいる)


過去分詞にあたる動詞は、
基本的に be , live, know 等といった状態を表す動詞が使われます。

例文では「横浜に 5 年間住んでいる状態を今持っている
ということになり、継続のニュアンスが生まれます。

継続用法に伴う語句として
for や since があります。

セータ君
セータ君

状態を表す動詞が使われるってことは、現在完了は動作を表す動詞では使えないの?


うーん、そうですね…。

動作を表す動詞も使えないわけではないですが、
ニュアンスが違ってくるんですよ。

例文でその違いを確認してみましょう!

「ぶっ通し」しているか? : 現在完了形と現在完了進行形の違い

① I have been studying English for an hour.
② I have studied English for ten years.

いずれも study という動作を表す動詞を使っていますが、

① は現在完了進行形
② は現在完了形

を使用しています

① は動作のニュアンスが強く、
「ずっとぶっ通しでやっている」イメージです。

② は動作はしているのですが
こちらは「習慣的に動作を継続」しているイメージです。

動作のニュアンスは弱く、どちらかというと
「動作を継続している」という 「状態」に近いかと思います。


このように、動作を表す動詞を使っていても

① のように動作そのものに焦点を置いているのか
② のように習慣として動作を継続している状態

で、現在完了形か現在完了進行形に分かれるのです。

セータ君
セータ君

乱暴に言ってしまうけど、ぶっ通し動作をしているニュアンスなら現在完了進行形で、そのニュアンスがなくて動作を継続している状態っぽいなと思ったら現在完了形を使うってことでいいのかな?


そんな感じですね!

結果用法: ~してしまった

I have lost my key. (鍵をなくしてしまった)

鍵をなくしたのは過去の行為にあたります。
そして、 have でその状態を今持っているので、

鍵をなくしたという状態を今持っている
といった感じになります。

この場合は、

鍵をなくした結果、今鍵を持っていない状態だ。
鍵をなくした結果、今家に入れない状態だ。
鍵をなくした結果、今新しい鍵を作る必要がある状態だ。

といったように、「その結果どうなのか」という
現在の状態に焦点が置かれています。

こういった文脈で現在完了を使うと
結果のニュアンスが強くなります。


「~してしまった」とあるように、
日本語でみれば、一見過去のことを
言っているように見えますが、

実は、「結果、今~の状態だ」という
続きがあるのです。

セータ君
セータ君

「~た」で終わってるから、なんか過去のことを言ってるのかな~って思っちゃうよね…。

過去から現在の繋がりがあるか : 過去形と現在完了形の違い

過去形と現在完了形の違いは
誰もが通る疑問だと思います。

セータ君
セータ君

日本語だと、「~してしまった」って過去っぽいから、 I lost my key. って過去形にしちゃいそうだけど、どうちがうんだろ?


先ほどの例と比べながら
違いを見ていきましょう!

① I have lost my key. (鍵をなくしてしまった)
② I lost my key. (鍵をなくした)

① は現在完了形
② は過去形ですね。

現在完了形は、 過去の状態が今も続いているイメージです。

「なくしてしまって、今もない」といったように
過去と現在が繋がっています。
そして、話し手が言っているのは現在のことです。

結果用法だけでなく、完了用法にも
こういった結果のニュアンスが含まれていますが

どのあたりを伝えたいかによって
焦点を当てるところが違います。

用法伝えたいところ例文
完了過去の行為  宿題が終わった。(その結果、今ゲームをしている。)
結果現在の状態鍵をなくした。(その結果、今家に入れない。

 

日本語ではわざわざ言う必要がないかもしれませんが、
英語ではキッチリと言う必要があります。

セータ君
セータ君

なんとなくだけど、現在完了形には因果関係があるイメージがするよ!



過去形は、今とは切り離されているイメージです。

「なくした」と単に過去のことを言っているだけで、
現在完了にあるような今との繋がりはありません

話し手は過去の方にスポットを当てているので、
今どうなっているかは分からない状況です。

見つかったかもしれないし、見つからなかったのかもしれません。

セータ君
セータ君

過去形だと、因果関係がはっきりしないのかな?


まとめるとこんな感じになります。

文法現在と過去の繋がり話し手のスポット因果関係
現在完了形〇(線のイメージ)現在はっきりしている
※ A した ➡ 今 B
過去形×(点のイメージ)過去はっきりしていない
A した。今 B か分からない

 

have は動詞ではない!?

少し余談ですが、
一番最初に登場する have の意味は
「持つ」という動詞で習うと思います。

しかし実は、完了形で使われるこの have は
動詞ではありません。

なんと
助動詞だったんです!

セータ君
セータ君

え~!? あの can とか will と同じ助動詞だったの!?


う~ん…。
確かに助動詞ではあるのですが、

さらに付け加えると、
can とか will といった助動詞とは
少し違っているんですよ。


これらのことを踏まえると、
次の二つの矛盾点が生じます。

動詞としてとらえると、疑問文や否定文を作るときに Do you have ~? や She doesn’t have ~. になるはずであるが、実際は Have you ~? や She hasn’t といったような助動詞のような形の文をしている。

can や will のような助動詞としてとらえると、主語によって形は変わらないしそのあとには動詞の原形が来るはずなのに、主語によって変化しているし、そのあとに過去分詞が来ている。


セータ君
セータ君

たしかにそうだね! ということは、完了形のこの have って今まで習った can とか will とは別物の助動詞なの?


結論から言うと、別物の助動詞です。

「第一助動詞」というのですが、

詳しいことにつきましては

すぐ下の、「あわせて読みたい」にあります
【TOEIC リサーチラボノート 12】be,do,have も助動詞!?
で書きましたので、こちらへお進みください。

おわりに

現在完了のイメージと4 つの用法

さらには、
過去形との違いや現在完了進行形との違いも
書いてみましたが、いかがでしたでしょうか?

色々ややこしい部分ではありますが
何回も復習してイメージをつかんでいきましょう。

最後に現在完了の用法について
確認していきましょう。

というわけで、今回はここまで
また次回お会いしましょう!!

See you next time !
Bye-bye!

コメント