動名詞は職人気質? 基本的な性質と使い方

動名詞

動名詞って動詞なの?それとも名詞なの?

Hello everyone!

ご覧いただきありがとうございます。
TOEIC 実験記の Delph (デルフ) です!!

今回は「動名詞」をテーマにして
いろいろと実験していこうと思います。

動名詞は to 不定詞とだいたい同じ
中学の中盤あたりで習う文法です。


これも to 不定詞と同様、
次のようなことが要求されます。

  • 2 語以上をカタマリとして見る
  • 動名詞のカタマリで文を作る



動名詞は名詞の機能しかなく、
to 不定詞ほど器用ではありませんが、

名詞としての性質は to 不定詞より
強く出ているのが特徴です。


そんな 動名詞ですが、
まずは一番基本的なところから
確認していきたいと思います。

この記事を見ると
次のようなことが分かるようになります。


  • 動名詞の基本事項
  • 動名詞と to 不定詞(名詞的用法)の性質的な違い
  • to 不定詞と間違えやすい動名詞の慣用表現


是非とも最後までご覧くださいね!


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それでは始めていきましょう!
Now let’s start!

動名詞とその使い方

まずは 動名詞について
軽くおさらいしておきましょう。

動名詞は次のような特徴があります。

  • 動詞に「ing」をつけると作ることができる

    learn → learning, come → coming
    ※ 単語によっては変形の必要がある

  • 動詞そのものとして使えなくなる代わりに、名詞として使えるようになる


セータ君
セータ君

to 不定詞はいろいろなれるけど、動名詞は「名詞」しかならないのか~


確かに動名詞は「名詞」として働きますが、
こちらも to 不定詞と同じく
動詞の意味と性質の名残があります


それでは、動名詞がどんな感じで使われているのか
そして、どういう性質があるのか見ていきましょう!

動名詞の用法

動名詞は名詞として使われる場合
「~すること」と訳します。

普通の名詞と同じように、文の要素でいうところの
S (主語)、O(目的語)、C(補語)
になれます

  • 主語  : Playing tennis is fun.
  • 目的語 : She likes playing tennis.
  • 補語  : My hobby is playing tennis.


動名詞の基本的な作り方と用法はこれだけなのですが
ここでよく比べられるのが to 不定詞の名詞的用法です。

特に、両者が 目的語を取る場合での比較が
TOEIC のみならず大学入試でもよく出るところです。

セータ君
セータ君

どういったものがよく出るの?


かなり有名だとは思いますが
次のようなことを聞いたことはありませんか?

  • 不定詞しか目的語をとらない動詞
  • 動名詞しか目的語をとらない動詞
  • 両方ともとれる動詞
  • 両方とれるけどどれかによって意味が変わる動詞



セータ君
セータ君

あっ! それってよく聞くよね!



今回は基本的なところだけですので
この記事内では割愛したいと思います。

セータ君
セータ君

動名詞と不定詞の違いに関する記事については、すぐ下の「あわせて読みたい」をチェック!




ということで、その不定詞との違いの中でも
比較的簡単なものを紹介していこうと思います。

前置詞の目的語になることが出来る

一番分かりやすい違いは
「前置詞の目的語になれるかどうか」です。

動名詞は前置詞の目的語になれるのに対し、
名詞的用法の不定詞は基本的にそういうことが出来ません。

○ I’m good at cooking. (動名詞)
× I’m good at to cook.(不定詞


動名詞はしっかりと名詞としての働きが
あるようですね!


一方、不定詞は名詞としては使えるものの
この文だと前置詞が連続してついている感じなので
相性が悪いのかなといった印象です。

to 不定詞と間違えやすい慣用表現

最後に to 不定詞と間違えやすい
動名詞の慣用表現を紹介します。

予想がつくと思いますが、
この慣用表現には to が入っているのが特徴です。

動名詞の選択肢を入れるのが正解ですが、
他の選択肢に動詞の原形を入れて
ひっかけようとする問題があります。

簡単な例文ですが、
例えばこんな感じで出題されることがあります。

I’m looking forward to ______ you again.

(A) see
(B) seeing


この辺りが曖昧だと、
例文の to を不定詞だと勘違いして
(A)を選んでしまいそうですね。

正しくは、 look forward to ~ing で使われる
(B)の選択肢です。

セータ君
セータ君

こういうのはホントに引っかかっちゃうから、気をつけようね…。



それでは、これと同じ形式の慣用表現を
表で紹介していこうと思います。

動名詞の慣用句 意味
look forward to ~ing ~することを楽しみにしている
be used/accustomed to ~ing ~することに慣れている
object to ~ing ~することに反対する
when it comes to ~ing ~については
be devoted to ~ing ~に没頭する

 

しっかりと覚えて、
自信をもって正しい選択肢を選べるようにしてくださいね!

おわりに

今回は「動名詞」
基本的なところを見ていきました。


動名詞には、次のような混同しやすい部分が多いので
しっかりと整理する必要があります。


  • 動詞と名詞の性質が混ざってややこしい
  • 同じはずの to 不定詞の名詞的用法の性質とは異なる
  • to 不定詞と間違えやすい動名詞の慣用句がある



TOEIC でも頻繁に見たり聞いたり出題されますので
繰り返し見て、ぜひ使いこなせるようにしてくださいね!


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それでは、今回はここまで!
See you next time !
Bye-bye!

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