語源で覚える英単語 接尾辞編 イントロダクション

英単語

語源シリーズ! 今度は接尾辞を紹介するよ!

Hello everyone!

ご覧いただきありがとうございます。
TOEIC 実験記の Delph (デルフ) です!!


今回は語源について書いていこうと思います。
久しぶりの語源シリーズですね!
今回から接尾辞を取り上げていきます。


もし、

セータ君
セータ君

語源って何? 初めて聞いたよ?


という方は、
すぐ下の「あわせて読みたい」の記事も
併せて読んでみてください!



この記事を見ると
次のようなことが分かるようになります。


  • 語源を覚えるメリット
  • 接尾辞を覚えると Part 5 の品詞問題に強くなる理由



是非とも最後までご覧くださいね!



それでは、始めていきましょう!
Now let’s start!

語源で覚えるメリット


頻出語根 10 選の記事 でも書いているのですが、
簡単におさらいしておきましょう。

語源で英単語を覚えるのは
英語の語彙力を上げるにはとても強力な方法で、
以下のようなメリットが挙げられます。

 語源で覚える主なメリット 

▶ 英単語をグループ単位で覚えられる

▶ 未知の単語でも推測ができるようになる

▶ 単語の成り立ちで覚えるので忘れにくい

 

今回から紹介する接尾辞は、
2 番目のメリットが顕著です。

特に Part 5 の中で一番多い品詞問題では
とても強力な武器になります。

品詞問題には、空欄に当てはまる品詞が分かれば
解ける問題が多くあるので、

接尾辞を覚えていれば、その大半を
短い時間で解くことが出来るようになります。


セータ君
セータ君

おおっ! 接尾辞すごいね!


とはいえ、接尾辞を片っ端から覚えるのは
さすがに分が悪すぎますので

TOEIC によく出る単語から
よく出る接尾辞だけ
絞っていきたいと思います。

なぜ品詞問題で接尾辞は強力なのか?


セータ君
セータ君

接尾辞すごいとは言ったんだけど、なんで「品詞問題」で強力な武器になるの?接頭辞とか語根じゃダメ?


確かにそうですよね。

接頭辞も語根も、
語彙力を上げるのにとても便利なのですが


その中でも、なぜ接尾辞は
「品詞問題」において強力なのでしょうか?


簡単に言ってしまえば、
語尾を見るだけで品詞が判断できるからです。


…とはいっても、

これだけでは分からないと思いますので
一つ例を挙げてみましょう。

例: 派生語の問題


品詞問題でこんな感じの選択肢を
見たことありませんか?

(A) confidently
(B) confident
(C) confidence
(D) confidential


セータ君
セータ君

あ! こういうの見たことがあるよ! 確か「派生語」っていうんだっけ?


そうですね!
どの選択肢も、語尾が足されたものや
語尾がちょっと違うだけのものですね。

こういう単語の仲間を「派生語」と言います。


この類の品詞問題を解くためには
まず品詞の判別が必要ですが、

その時に発揮するのが接尾辞です!

接尾辞で品詞判定


それでは、具体的に見ていきましょう。


(A) confidently は語尾が ly です。
この場合はほぼ副詞になります。

(C) confidence は 語尾が ce ですね。
この語尾になると名詞に変化します。
 
(D) confidential の場合は、語尾が al で終わっています。
これは形容詞に変化する接尾辞です。

セータ君
セータ君

(B) の confident は?


おっと!

そういえば、共通している
confident の部分には触れていませんでしたね。


この confident は、動詞の confide に
形容詞接尾辞である ent がくっついたものなので
confident は形容詞です。



また、ly がくっついている英単語の場合、
それを外すと形容詞になるのがほとんどなので
これも頭の片隅に入れておくと便利です。


これらをまとめると次のようになります。

confident + ly ➡  副詞
confident  ➡  形容詞(confide:動詞 + ent)
confident + ce ➡  名詞
confident + al ➡  形容詞


空欄に名詞が入ることが分かっている場合、
迷わず (C) confidence と選ぶことができます。


細かいルールはいくつかありますが、
接尾辞が分かれば容易に品詞を判別でき、
品詞問題においてはとても強力な武器になる
のが
お分かりになるかと思います。

接尾辞による品詞の変化の種類


これから何回かに分けて
接尾辞を紹介していくのですが、

セータ君
セータ君

接尾辞は品詞を変化させるのは分かったけど、どのくらい種類があるの?


というのが気になるかと思いますが、
それほど多くありません。

接尾辞の種類は次の 4 つに分かれるだけです。

  • 名詞になるもの
  • 動詞になるもの
  • 形容詞になるもの
  • 副詞になるもの


接頭辞や語根のようなややこしさは
接尾辞にはほとんどなく、

これらを覚えたら品詞問題において
すぐ即戦力になります。

おわりに


接尾辞についてまずは軽く触れてみましたが
いかがでしたか?

なんとなくで構いませんので、
「接尾辞ってこんな感じなんだな」
と思っていただければ十分です。


語根 10 選でも紹介はしているものの
ついで程度だったので、
それほどまとまっていない感じでした。

そういうことで、今回のシリーズを通して
接尾辞をまとめることにしました。

次回から個別に紹介していきますので
どうぞお楽しみに!!

「勉強になった!」
「役に立った!」
「疑問が解決してスッキリした!」
…etc

もし、この記事が気に入ったと感じましたら
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押していただけるとありがたいです!


というわけで、今回はここまで
また次回お会いしましょう!!

See you next time !
Bye-bye !

バックナンバー:語根 10 選シリーズ

以前の語根 10 選を表にまとめたものです。

No. の項目の数字にリンクを張りましたので、
詳しく見たい方は数字をクリックして記事をご覧ください。

No. 語根 意味
1 st , sta , sti , sist, stitute 立つ
2 fact , fect , fac 作る、する
3 cieve , cept , cap , cip 捕える、(受け)入れる
4 vers , vert 回る、向く
5 ply , pli , ple, ploy 折り重ねる
6 spec , spect よく見る
7 rect , reg まっすぐにする、導く
8 cede , cess , ceed 行く
9 pos , posi , pose , pone 置く
10 vid , vis , vey 見る

 

セータ君
セータ君

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コメント

  1. Мороже より:

    confident は confide + -ent(形容詞接尾辞)です

    • Delph (デルフ) Delph (デルフ) より:

      調べてみたら、confide (動詞: 信用する、信頼する) に
      性質・状態をもつ形容詞接尾辞の-ent がくっついているものですね!

      ご指摘のコメントありがとうございます!

      p.s
      confident の記述部分を修正いたしました。

  2. Мороже より:

    そうです!efficient, turbulent, magnificent, persistent, convergent, intelligent, different, adherent, transient なども -ent ‎で終わる形容詞ですね(まれに student みたいに名詞になることもありますが)
    ブログのほうもこれからたまに拝見させていただきます〜

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